「お家に眠っている不用品を整理したい」「趣味で作ったハンドメイド作品を誰かに届けたい」そんな風に考えたことはありませんか?フリーマーケット(フリマ)への出店は、自分の「好き」や「不要」を価値に変えられる魅力的な方法です。
最近では、スマホ一つで完結するフリマアプリも大人気ですが、お客様と直接顔を合わせる対面販売には、アプリとは違った楽しさや発見があります。
この記事では、フリマ出店に興味がある初心者の方に向けて、出店の種類から準備、売れるコツまでを分かりやすく解説します。
どんなフリマがあるの?出店の種類と特徴
フリマと一言でいっても、その形態はさまざまです。まずは自分に合ったスタイルを見つけるところから始めましょう。
1. フリマアプリ
- 特徴:
- スマートフォンアプリを利用して、個人間で手軽に売買できるサービスです。出品から発送まで、自分のペースで進められるのが最大のメリット。
- メリット:
- 全国の人にアピールできる、好きな時間に出品できる。
- デメリット:
- 写真撮影や梱包、発送作業を全て自分で行う必要がある。値下げ交渉の対応が手間になることも。
2. 野外イベント型フリーマーケット
- 特徴:
- 公園やイベント会場などで開催される、最も一般的なイメージのフリーマーケットです。自分でブースを設営し、お客様と対面で販売します。
- メリット:
- お客様の反応を直接見られる、イベントの賑わいを楽しめる。
- デメリット:
- 天候に左右される、出店準備や当日の搬入・搬出が大変、一日中ブースにいる必要がある。
3. 店舗型(委託販売)フリーマーケット
- 特徴:
- 実店舗の一角をレンタルし、自分の商品を置いてもらう形態です。商品の展示から販売、金銭管理までを店舗スタッフに任せられます。
- メリット:
- 接客や商品管理の手間がない、天候の心配がない、本業が忙しくても出店できる。
- デメリット:
- 販売手数料がかかる、お客様の生の反応が見えにくい場合がある。
何から始める?フリマ出店の基本準備リスト
出店したいフリマの形式が決まったら、次は準備です。特に野外イベントに参加する場合は、以下のものを揃えておくと安心です。
- 商品:売りたいもの(ハンドメイド作品、洋服、雑貨など)
- ディスプレイ用品:商品を魅力的に見せるための敷物、棚、ハンガーラック、アクセサリースタンドなど
- 値札:商品一つひとつに分かりやすく付けましょう
- 釣銭:細かいお金を多めに用意しておくと会計がスムーズです
- 梱包材:商品を入れる袋や、割れ物を包む緩衝材
- その他:椅子、テーブル、飲み物、筆記用具など
「売れない…」を防ぐ!売り方のコツと値段の付け方
せっかく出店するなら、たくさんの人に商品を見てもらいたいですよね。ちょっとした工夫で、売上は大きく変わります。
売れないもの・売れるもの
季節外れの衣類や、状態の良くないものは売れにくい傾向にあります。逆に、すぐに使える日用品や、手頃な価格のハンドメイドアクセサリー、子供服などは人気です。
売り方のコツ

見やすいディスプレイ:
商品を詰め込みすぎず、手に取りやすいように立体的に飾りましょう。
笑顔で挨拶:
お客様がブースに立ち寄りやすい雰囲気作りが大切です。


セット割引:
「3点で1000円」など、まとめ買いを促す工夫も効果的です。
値段の付け方
- 相場を調べる:
まずはフリマアプリなどで、同じような商品がいくらで売れているか調べてみましょう。 - キリの良い価格に:
1,020円よりは1,000円、480円よりは500円(ワンコイン)の方が、お客様は支払いやすくなります。 - ハンドメイド品の場合:
材料費や制作時間だけでなく、「欲しい」と思ってもらえる付加価値を考えて値段を設定しましょう。
初めてなら「おまかせ」できる店舗型フリマがおすすめ!

ここまでフリマ出店の基本をご紹介してきましたが、「やっぱり一日中お店に立つのは大変そう…」「接客は少し苦手かも」と感じた方もいるのではないでしょうか。
そんな初心者の方や、忙しくて時間が取れない方にこそ試してほしいのが、店舗型のフリーマーケットです。
例えば、東京の砂町銀座商店街、東口エリアにある「砂町マルシェ」は、まさにそんな店舗型フリマの一つ。商品のディスプレイからお客様への対応、レジ業務や売上管理まで、すべてを経験豊富なスタッフに「おまかせ」できます。
あなたは売りたい商品をお店に持ち込むだけ。これなら、ハンドメイド作家さんが作品の制作に集中したり、会社員の方が副業として始めたりするのも簡単です。
フリマ出店への第一歩を、最も手軽な方法で踏み出してみませんか?
ご興味のある方は、ぜひ以下のページで詳細をチェックしてみてください。
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